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むかしがた
ふりがな文庫
“むかしがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ムカシガタ
語句
割合
昔語
66.7%
昔談
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔語
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は、
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けて
戸口
(
とぐち
)
に
出
(
で
)
ると、
青
(
あお
)
ざめた
星晴
(
ほしば
)
れのした
空
(
そら
)
は、
忘
(
わす
)
れていた、なつかしい
幼
(
おさな
)
い
日
(
ひ
)
の
物語
(
ものがたり
)
をしてくれますので、しばらくその
昔語
(
むかしがた
)
りにききとれて、じっと
目
(
め
)
をみはっていると、
遠
(
とお
)
くで
花の咲く前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
然
(
しか
)
るべく
床几
(
しょうぎ
)
に
腰
(
こし
)
を
降
(
お
)
ろした
主従
(
しゅじゅう
)
三
人
(
にん
)
は、それからそれへと
際限
(
さいげん
)
もなく
水入
(
みずい
)
らずの
昔語
(
むかしがた
)
りに
耽
(
ふけ
)
りましたが、
何
(
なに
)
にしろ
現世
(
げんせ
)
から
幽界
(
ゆうかい
)
へかけての
長
(
なが
)
い
歳月
(
としつき
)
の
間
(
あいだ
)
に、
積
(
つも
)
り
積
(
つも
)
った
話
(
はなし
)
の
種
(
たね
)
でございますから
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
むかしがた(昔語)の例文をもっと
(2作品)
見る
昔談
(逆引き)
姉と妹とが別れ別れに住んでいて、時あって
相訪
(
あいと
)
うということは話の様式の一つであり、乱を避けて山に入ったというのも、この地方の人望ある
昔談
(
むかしがた
)
りにほかならぬ。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
むかしがた(昔談)の例文をもっと
(1作品)
見る
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