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みのけ
ふりがな文庫
“みのけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
身毛
66.7%
蓑毛
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身毛
(逆引き)
あな
凄
(
すさま
)
じ、と貫一は
身毛
(
みのけ
)
も
弥竪
(
よだ
)
ちて、
縋
(
すが
)
れる枝を放ちかねつつ、看れば、
叢
(
くさむら
)
の底に
秋蛇
(
しゆうだ
)
の行くに似たる
径
(
こみち
)
有りて、ほとほと
逆落
(
さかおとし
)
に
懸崖
(
けんがい
)
を
下
(
くだ
)
るべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
又
(
また
)
昨日
(
きのふ
)
今日
(
けふ
)
の
新墓
(
しんばか
)
で
死人
(
しびと
)
の
墓衣
(
はかぎ
)
に
苞
(
くる
)
まって
隱
(
かく
)
れてゐよとも
言
(
い
)
はッしゃれ。
聞
(
き
)
いたばかりでも、
例
(
つね
)
は
身毛
(
みのけ
)
が
彌立
(
よだ
)
ったが、
大事
(
だいじ
)
の
操
(
みさを
)
を
立
(
た
)
つる
爲
(
ため
)
なら、
躊躇
(
ちゅうちょ
)
せいで
敢行
(
しての
)
けう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
お俊の説明を聞きて彼は
漫
(
そぞろ
)
に
身毛
(
みのけ
)
の
弥立
(
よだ
)
つを覚えつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
みのけ(身毛)の例文をもっと
(2作品)
見る
蓑毛
(逆引き)
飛ぶと、宙を
翔
(
かけ
)
る威力には、とび
退
(
しさ
)
る虫が
嘴
(
くちばし
)
に消えた。雪の
蓑毛
(
みのけ
)
を
爽
(
さわやか
)
に、もとの
流
(
ながれ
)
の上に帰ったのは、あと口に水を含んだのであろうも知れない。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
銑吉が
立停
(
たちど
)
まったのは、花の莟を、
蓑毛
(
みのけ
)
に
被
(
かつ
)
いだ、舞の
烏帽子
(
えぼし
)
のように
翳
(
かざ
)
して、葉の裏すく水の影に、白鷺が一羽、
婀娜
(
あだ
)
に、すっきりと羽を休めていたからである。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みのけ(蓑毛)の例文をもっと
(1作品)
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みのげ