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みのげ
ふりがな文庫
“みのげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蓑毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓑毛
(逆引き)
伊豆のヒガネ
山
(
やま
)
は日金と書いて、三島峠、
弦巻山
(
つるまきやま
)
、十国峠と峰を重ね、
翠
(
みどり
)
の雲は深からねど、冬は満山の枯尾花、虚空に立ったる
猪
(
いのしし
)
見るよう、
蓑毛
(
みのげ
)
を乱して
聳
(
そび
)
えたり。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その背部の
蓑毛
(
みのげ
)
を胸の方の房々の羽毛が逆に下から逆まきにかぶせているのは、ウソの身体の中で、一番
颯爽
(
さっそう
)
としているところだ。胸の羽毛は
斂
(
おさ
)
めた翼の
風切
(
かざき
)
りの上へまでぱらぱらとかぶさる。
木彫ウソを作った時
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
みのげ(蓑毛)の例文をもっと
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