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蓑毛
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みのげ
ふりがな文庫
“
蓑毛
(
みのげ
)” の例文
伊豆のヒガネ
山
(
やま
)
は日金と書いて、三島峠、
弦巻山
(
つるまきやま
)
、十国峠と峰を重ね、
翠
(
みどり
)
の雲は深からねど、冬は満山の枯尾花、虚空に立ったる
猪
(
いのしし
)
見るよう、
蓑毛
(
みのげ
)
を乱して
聳
(
そび
)
えたり。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その背部の
蓑毛
(
みのげ
)
を胸の方の房々の羽毛が逆に下から逆まきにかぶせているのは、ウソの身体の中で、一番
颯爽
(
さっそう
)
としているところだ。胸の羽毛は
斂
(
おさ
)
めた翼の
風切
(
かざき
)
りの上へまでぱらぱらとかぶさる。
木彫ウソを作った時
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
蓑
漢検準1級
部首:⾋
13画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“蓑”で始まる語句
蓑
蓑笠
蓑虫
蓑亀
蓑直
蓑吉
蓑蟲
蓑掛
蓑浦
蓑火