“蓑掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みのかけ50.0%
みのか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今朝、子等之館こらのたちの内塀の蓑掛みのかけに、持主の知れないこの大小がかけてあって、ほかの品物しなとちがい、巫女みこたちが気味悪がるので、自分が届けに持って来たのですと話すと、荒木田氏富も
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜のうちに、武蔵がそこの蓑掛みのかけの釘へかけて行った大小と武者修行風呂敷。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で彼は、かえってそれを気易きやすく思ったように、帯の大小を取り外して、背の武者修行風呂敷とともに一つにからげ、塀の内の蓑掛みのかけの釘へ、預けるようにかけておいた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)