蓑掛みのかけ)” の例文
今朝、子等之館こらのたちの内塀の蓑掛みのかけに、持主の知れないこの大小がかけてあって、ほかの品物しなとちがい、巫女みこたちが気味悪がるので、自分が届けに持って来たのですと話すと、荒木田氏富も
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜のうちに、武蔵がそこの蓑掛みのかけの釘へかけて行った大小と武者修行風呂敷。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)