トップ
>
蓑毛
>
みのけ
ふりがな文庫
“
蓑毛
(
みのけ
)” の例文
飛ぶと、宙を
翔
(
かけ
)
る威力には、とび
退
(
しさ
)
る虫が
嘴
(
くちばし
)
に消えた。雪の
蓑毛
(
みのけ
)
を
爽
(
さわやか
)
に、もとの
流
(
ながれ
)
の上に帰ったのは、あと口に水を含んだのであろうも知れない。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
銑吉が
立停
(
たちど
)
まったのは、花の莟を、
蓑毛
(
みのけ
)
に
被
(
かつ
)
いだ、舞の
烏帽子
(
えぼし
)
のように
翳
(
かざ
)
して、葉の裏すく水の影に、白鷺が一羽、
婀娜
(
あだ
)
に、すっきりと羽を休めていたからである。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蓑
漢検準1級
部首:⾋
13画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“蓑”で始まる語句
蓑
蓑笠
蓑虫
蓑亀
蓑直
蓑吉
蓑蟲
蓑掛
蓑浦
蓑火