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みづち
ふりがな文庫
“みづち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ミヅチ
語句
割合
虬
30.0%
蛟
30.0%
蟒
10.0%
大虬
10.0%
水蛇
10.0%
蛟蝄
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虬
(逆引き)
とどろ立つ
蒼
(
あを
)
の
虬
(
みづち
)
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
みづち(虬)の例文をもっと
(3作品)
見る
蛟
(逆引き)
璧を
齎
(
も
)
ちて河を渡りける時、河の神の、璧を得まくおもふより波を起し、
蛟
(
みづち
)
をして舟を
夾
(
はさ
)
ましめ
其
(
そ
)
を
脅
(
おど
)
し求むるに遇ひしが、吾は義を以て求むべし、威を以て
劫
(
おびやか
)
すべからずとて
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
みづち(蛟)の例文をもっと
(3作品)
見る
蟒
(逆引き)
いにしへより
五
此の毒にあたる人、
幾許
(
いくばく
)
といふ事をしらず。死して
六
蟒
(
みづち
)
となり、或は
七
霹靂
(
はたたがみ
)
を
震
(
ふる
)
うて
怨
(
うらみ
)
を
報
(
むく
)
ふ
類
(
たぐひ
)
は、其の肉を
八
醢
(
ししびし(ほ)
)
にするとも飽くべからず。さるためしは
希
(
まれ
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
或は鬼となり
蟒
(
みづち
)
となりて
崇
(
たたり
)
をなすためし、
往古
(
いにしへ
)
より今にいたるまで
算
(
かぞ
)
ふるに尽しがたし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
みづち(蟒)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
大虬
(逆引き)
武蔵人と
吉備中国
(
きびのなかつくに
)
の人が、
河伯
(
かわのかみ
)
また
大虬
(
みづち
)
に
瓠
(
ひさご
)
を沈めよと註文せしに沈め得ず、由ってその偽神なるを知り、また斬り殺した二条の話あるを見ると、竜類は瓢を沈め能わぬ故、忌むとしたのだ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
みづち(大虬)の例文をもっと
(1作品)
見る
水蛇
(逆引き)
アルゴスの都に近き古井戸の中にハイドラと称する九頭の
水蛇
(
みづち
)
があつて屡々人畜を悩ましたのをハーキユリーズが退治する話
毒と迷信
(新字旧仮名)
/
小酒井不木
(著)
みづち(水蛇)の例文をもっと
(1作品)
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蛟蝄
(逆引き)
また男を取り殺した例も出でおる。わが国に古くミヅチなる水の
怪
(
ばけもの
)
あり。『延喜式』
下総
(
しもうさ
)
の
相馬
(
そうま
)
郡に
蛟蝄
(
みづち
)
神社、加賀に
野蛟
(
のづち
)
神社二座あり。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
みづち(蛟蝄)の例文をもっと
(1作品)
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