“みずち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
45.5%
27.3%
水内9.1%
蛟𧍑9.1%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古沼にみずちが泳いでいるよ。ご覧よ、ひょうを追っかけて裸体はだかの人間が走って行くから。おおとうとう追い付いた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この事件の犯罪現象を一貫しているみずちのような怪物、——すなわち事件の推移経過が明白にそれへ向って集束されてゆこうとしても、法水でさえどうにも防ぎようのない
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
たまたま、信濃国の住人に本多善光よしみつという男がいて、都に上り、如来のありかを知って、これを信濃国水内みずちの郡に移した。
先ず香取かとり鹿島かしま及び息栖いきすの三社、それに流山ながれやま在の諏訪すわの宮、常陸は阿波村の大杉明神、立木村たつきむら蛟𧍑みずち神社、それ等の神々に詣で、身も心も二つながら清めて、霊剣一通り振り納め
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
邪念の悪業あくごうにひきずられて、あるときはそれが生前の獣の姿になって恨みをはらしたり、またあるときは鬼となったりみずちとなったりしてたたりをするという例は