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蛟
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みづち
ふりがな文庫
“
蛟
(
みづち
)” の例文
その
蛟
(
みづち
)
が仏国の
竜
(
ドラク
)
同様変遷したものか今日河童を加賀、能登でミヅチ、南部でメドチ、
蝦夷
(
えぞ
)
でミンツチと呼ぶ由、また
越後
(
えちご
)
で河童
瓢箪
(
ひょうたん
)
を忌むという(『山島民譚集』八二頁)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
璧を
齎
(
も
)
ちて河を渡りける時、河の神の、璧を得まくおもふより波を起し、
蛟
(
みづち
)
をして舟を
夾
(
はさ
)
ましめ
其
(
そ
)
を
脅
(
おど
)
し求むるに遇ひしが、吾は義を以て求むべし、威を以て
劫
(
おびやか
)
すべからずとて
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
予かつて生きた品を獲たが暫くして死んだからその活態を知らぬ。海馬、和名はタツノオトシゴまた竜の駒、
蛟
(
みづち
)
の子など呼び、その頭馬に
酷
(
はなは
)
だ似、左右の眼カメレオン同前別々に動く。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“蛟”の解説
蛟(みずち;古訓は「みつち」)は、日本の神話・伝説で水と関係があるとみなされる竜類か伝説上の蛇類または水神。
岡山県の高梁川にひそんでいたという有毒の大虬(みずち)がという男に退治された記録が仁徳天皇紀にあり(右図)、万葉歌の一種などの乏しい古例がある。
(出典:Wikipedia)
蛟
漢検1級
部首:⾍
12画
“蛟”を含む語句
蛟龍
蛟竜
蛟蜃
出洞蛟
潜蛟
碧波深處伴蛟龍
蛟蝄
蛟鰐
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野蛟
野蛟神社