みづち)” の例文
いにしへより此の毒にあたる人、幾許いくばくといふ事をしらず。死してみづちとなり、或は霹靂はたたがみふるうてうらみむくたぐひは、其の肉をししびし(ほ)にするとも飽くべからず。さるためしはまれなり。
或は鬼となりみづちとなりてたたりをなすためし、往古いにしへより今にいたるまでかぞふるに尽しがたし。