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まうくわ
ふりがな文庫
“まうくわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
猛火
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猛火
(逆引き)
之
(
こ
)
れぞ
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
の
大勳功
(
だいくんこう
)
!
今
(
いま
)
しも
死物狂
(
しにものぐる
)
ひに、
本艦
(
ほんかん
)
目掛
(
めが
)
けて、
突貫
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る
一船
(
いつせん
)
の
彈藥庫
(
だんやくこ
)
に
命中
(
めいちう
)
して、
船中
(
せんちう
)
、
船外
(
せんぐわい
)
、
猛火
(
まうくわ
)
㷔々
(
えん/\
)
舵
(
かぢ
)
は
微塵
(
みじん
)
に
碎
(
くだ
)
けて、
船
(
ふね
)
獨樂
(
こま
)
の
如
(
ごと
)
く
廻
(
まわ
)
る、
海底
(
かいてい
)
よりは
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
が、私は先年大火事がございました時に、炎熱地獄の
猛火
(
まうくわ
)
にもまがふ火の手を、眼のあたりに眺めました。「よぢり不動」の火焔を描きましたのも、實はあの火事に遇つたからでございまする。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、私は先年大火事がございました時に、炎熱地獄の
猛火
(
まうくわ
)
にもまがふ火の手を、眼のあたりに眺めました。「よぢり不動」の火焔を描きましたのも、実はあの火事に遇つたからでございまする。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今迄
(
いまゝで
)
は
少
(
すこ
)
しも
心付
(
こゝろづ
)
かなかつたが、
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
我
(
わが
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
左舷船尾
(
さげんせんび
)
の
方向
(
はうかう
)
二三
海里
(
かいり
)
距
(
へだゝ
)
つた
海上
(
かいじやう
)
に
當
(
あた
)
つて、また一
度
(
ど
)
微
(
かすか
)
な
砲聲
(
ほうせい
)
の
響
(
ひゞき
)
と
共
(
とも
)
に、タール
桶
(
おけ
)
、
油樽等
(
あぶらだるとう
)
を
燃燒
(
もや
)
すにやあらん、
㷔々
(
えん/\
)
たる
猛火
(
まうくわ
)
海
(
うみ
)
を
照
(
てら
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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