“べにづる”の漢字の書き方と例文
語句割合
紅鶴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいちやんの紅鶴べにづる花園はなぞのがはしてつてしまつてたことで、其處そこあいちやんは、それがむなしく一ぽんあがらうとして、それをこゝろみてるのをました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
それにしても夕暮ゆうぐれの湖の紅鶴べにづるのような、何とさびしい女だろう。それはうたがいもなく、彼の妻だった女である。
木乃伊 (新字新仮名) / 中島敦(著)
あいちやんが紅鶴べにづるとらへてかへつたときには、すでたゝかひがへてて、二ひき針鼠はりねずみ姿すがたえませんでした
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
それはすみからすみまで數多あまた畦畝うねになつてました、其球そのボールきた針鼠はりねずみつちきた紅鶴べにづるで、それから兵士等へいしらは二れつになつて、緑門アーチつくためあしそばだてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)