“ひとりごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
独言60.8%
独語28.5%
獨語3.6%
獨言3.0%
独白1.9%
一人言1.4%
告白0.3%
独話0.3%
獨白0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申上げてもだといっておしまいなさいましょう。(半ば独言のように、心配らしく。)ははあ、あの離座敷に隠れておったわい。
「気まぐれものの景彦がまた何をしでかすかな。まあ、じっとして見ていてやろう」と独語のようにいって、鶴見は黙ってしまう。
「もうすつかりになりました。」長火鉢の前に坐つてすず子は獨語のやうに云つた。いかにもがつかりしたやうな風も見えた。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
次いで母親は獨言のやうに兄の頭と火鉢の側のお葉の姿とを見くらべて眼を赤くしたのであつた。お葉は、その時そつと次の間に行つて雜誌の頁を繰つたのである。
三十三の死 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
「師匠が、どうして、三味線をお弾きにならないのでございましょう」と、独白したほどでございました。
京鹿子娘道成寺 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)
と伊作が橋を渡りながら、一人言のようにいうと、ほかの二人も高い声で
三人の百姓 (新字新仮名) / 秋田雨雀(著)
野犬のようにっている肩や、けないほつれ毛などを見つつ、その告白を聞いていると、夜鬼のすがたを思い出して、ぞっと背がすくんでしまい
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうも気が変になつてゐるやうだ。色々な独話を言つて、首を振つたり、合点合点をしたりしてゐる。指図もなにもしてくれない。もうさつきから小休みを
「へええ。圖々しいんでせうね」そうして獨白のやうに「自分でこそ毎日のやうにやつてるに」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)