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ひきかつ
ふりがな文庫
“ひきかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引被
75.0%
引擔
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引被
(逆引き)
子爵は庭に
下立
(
おりた
)
ちて、早くもカメラの
覆
(
おほひ
)
を
引被
(
ひきかつ
)
ぎ、かれこれ位置を取りなどして
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さばかり
間遠
(
まどほ
)
なりし
逢瀬
(
あふせ
)
なるか、言はでは裂けぬる胸の内か、かく有らでは
慊
(
あきた
)
らぬ
恋中
(
こひなか
)
か、など思ふに就けて、彼はさすがに我身の
今昔
(
こんじやく
)
に感無き能はず、枕を引入れ、
夜着
(
よぎ
)
引被
(
ひきかつ
)
ぎて、
寐返
(
ねがへ
)
りたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひきかつ(引被)の例文をもっと
(3作品)
見る
引擔
(逆引き)
殘して
置
(
おけ
)
ば
能
(
よか
)
つたに皆殺せしは是非もなしドレ參らうと半四郎一人にて
引擔
(
ひきかつ
)
ぎサア/\御女中
先
(
さき
)
へ
立
(
たゝ
)
れよと云つゝ行んとせしが半四郎は大小と
鐵
(
てつ
)
の
禪杖
(
ぜんぢやう
)
の
邪魔
(
じやま
)
に成たれば
若
(
もし
)
御女中憚りながら此大小と
杖
(
つゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取て
引擔
(
ひきかつ
)
ぎ
斗筋打
(
もんどりうた
)
せ
投付
(
なげつけ
)
るに今一人も
張倒
(
はりたふ
)
し
蹴返
(
けかへ
)
し
乍
(
ながら
)
に
發打
(
はつたと
)
白眼
(
にらみ
)
汝等二人は晝日中追落しする不屆者
直樣
(
すぐさま
)
捕へ宿場へ連れ立ち御法通りにして呉ん首は入らぬか
蠢蟲
(
うじむし
)
めと罵りければ惡徒共此勢に恐れけん
尻込
(
しりごみ
)
して只
眞平御免
(
まつぴらごめん
)
と
詫
(
わび
)
るにぞ夫なら今日は
赦
(
ゆる
)
して呉んと
言捨
(
いひすて
)
て是は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ひきかつ(引擔)の例文をもっと
(1作品)
見る
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