トップ
>
はぢし
ふりがな文庫
“はぢし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
恥知
33.3%
辱
33.3%
恥死
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恥知
(逆引き)
美濃守殿
(
みののかみどの
)
のことから、
其方
(
そち
)
の
潔白
(
けつぱく
)
を
聞
(
き
)
いて、ひどく
感心
(
かんしん
)
したのだつたな。
全
(
まつた
)
く
其方
(
そち
)
は
此
(
こ
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
な、
強慾
(
がうよく
)
な、
恥知
(
はぢし
)
らずの
人間
(
にんげん
)
ばかり
多
(
おほ
)
い
土地
(
とち
)
で、
珍
(
めづ
)
らしい
潔白
(
けつぱく
)
な
高尚
(
かうしやう
)
な
人間
(
にんげん
)
だ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
狡猾
(
かうくわつ
)
で
恥知
(
はぢし
)
らずで、
齒切
(
はぎ
)
れがわるくて
何一
(
なにひと
)
つ
取
(
と
)
り
柄
(
え
)
のない
人間
(
にんげん
)
ばかりの
住
(
す
)
んで
居
(
ゐ
)
る
土地
(
とち
)
だ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
はぢし(恥知)の例文をもっと
(1作品)
見る
辱
(逆引き)
得言はぬ貫一が胸には、
理
(
ことわり
)
に似たる彼の理不尽を憤りて、責むべき事、
詰
(
なじ
)
るべき事、
罵
(
ののし
)
るべき、言破るべき事、
辱
(
はぢし
)
むべき事の数々は
沸
(
わ
)
くが如く
充満
(
みちみ
)
ちたれど、彼は神にも
勝
(
まさ
)
れる恩人なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
怒
(
いか
)
るべきか、この時。恨むべきか、この時。
辱
(
はぢし
)
むべきか、悲むべきか、
号
(
さけ
)
ぶべきか、
詈
(
ののし
)
るべきか、責むべきか、彼は一時に万感の
相乱
(
あひみだ
)
れて急なるが為に、吾を吾としも覚ゆる能はずして
打顫
(
うちふる
)
ひゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
はぢし(辱)の例文をもっと
(1作品)
見る
恥死
(逆引き)
四條金吾頼基
(
しでうきんごよりもと
)
の夫人の出産前に書かれた消息などは、女人のことといへば、表向きは濟ましかへるがならひの僧侶など、
恥死
(
はぢし
)
んでもよいほど濶達な、ありのままに出産の悦びを表してゐるものだ。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
はぢし(恥死)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かた
かたじ
かたじけ
かたじけな
かたじけなき
かたじけなく
かたじけの
じょく
はじ
はじか