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辱
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はぢし
ふりがな文庫
“
辱
(
はぢし
)” の例文
得言はぬ貫一が胸には、
理
(
ことわり
)
に似たる彼の理不尽を憤りて、責むべき事、
詰
(
なじ
)
るべき事、
罵
(
ののし
)
るべき、言破るべき事、
辱
(
はぢし
)
むべき事の数々は
沸
(
わ
)
くが如く
充満
(
みちみ
)
ちたれど、彼は神にも
勝
(
まさ
)
れる恩人なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
怒
(
いか
)
るべきか、この時。恨むべきか、この時。
辱
(
はぢし
)
むべきか、悲むべきか、
号
(
さけ
)
ぶべきか、
詈
(
ののし
)
るべきか、責むべきか、彼は一時に万感の
相乱
(
あひみだ
)
れて急なるが為に、吾を吾としも覚ゆる能はずして
打顫
(
うちふる
)
ひゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“辱”を含む語句
恥辱
侮辱
凌辱
屈辱
耻辱
醜辱
忍辱
汚辱
辱知
侮辱的
穢辱
屈辱的
御恥辱
栄辱
雪辱
国辱
寵辱
慈悲忍辱
柔和忍辱
國辱
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