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ぬかり
ふりがな文庫
“ぬかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
泥濘
33.3%
脱落
33.3%
脱心
8.3%
脱
8.3%
逸脱
8.3%
遺漏
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥濘
(逆引き)
なう悲しやの一雫、道の
泥濘
(
ぬかり
)
も帰るさは、恋しき土地の
記念
(
かたみ
)
かと。とかくは
背後
(
うしろ
)
へひかるる跡を、心深くも印せしなるべし。
移民学園
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
ぬかり(泥濘)の例文をもっと
(4作品)
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脱落
(逆引き)
なまじいに心せぬ体でなぐさめたのがおれの
脱落
(
ぬかり
)
よ。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
ぬかり(脱落)の例文をもっと
(4作品)
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脱心
(逆引き)
飛んだことになりました、申訳がございません。「なあに
貴下
(
あなた
)
の落度じゃない、僕が職務の
脱心
(
ぬかり
)
であった。いやしからば。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
脱心
(
ぬかり
)
たりと心
急立
(
せきた
)
ち、本郷の
通
(
とおり
)
へ駈出でて、東西を見渡せば、一町ばかり
前
(
さき
)
に立ちて、日蔭を明神坂の方へ、急ぎ足に歩み行く
後姿
(
うしろつき
)
はその者なれば、遠く離れて見失わじと、裏長屋の近道を
潜
(
くぐ
)
りて
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぬかり(脱心)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
脱
(逆引き)
黄金丸は鷲郎と
面
(
おもて
)
を見合せ、「
脱
(
ぬかり
)
給ふな」「脱りはせじ」ト、互に励ましつ励まされつ。やがて両犬進み入りて、今しも
照射
(
ともし
)
ともろともに、
岩角
(
いわかど
)
を枕として
睡
(
ねぶ
)
りゐる、金眸が
脾腹
(
ひばら
)
を
丁
(
ちょう
)
と
蹴
(
け
)
れば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ぬかり(脱)の例文をもっと
(1作品)
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逸脱
(逆引き)
なるほどそれは迂濶といえばいえるが、この
逸脱
(
ぬかり
)
は辞職の理由にはならない。なぜかといえば、それは可能性の限界外の問題で、手落ちとか失態とかいうことじゃないからだ。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ぬかり(逸脱)の例文をもっと
(1作品)
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遺漏
(逆引き)
但
(
ただ
)
し富岡老人に話されるには
余程
(
よほど
)
よき
機会
(
おり
)
を見て貰いたい、
無暗
(
むやみ
)
に急ぐと却て失敗する、この辺は貴所に
於
(
おい
)
て決して
遺漏
(
ぬかり
)
はないと信ずるが
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ぬかり(遺漏)の例文をもっと
(1作品)
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