“とゝな”の漢字の書き方と例文
語句割合
整100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處(どこ)でも長(なが)い航海(かうかい)では船中(せんちゆう)の散鬱(うさばらし)にと、茶番(ちやばん)や演劇(えんげき)や舞踏(ぶたう)の催(もようし)がある。殊(こと)に歐洲(をうしう)と東洋(とうやう)との間(あひだ)は全世界(ぜんせかい)で最(もつと)も長(なが)い航路(かうろ)であれば斯(かゝ)る凖備(じゆんび)は一層(そう)よく整(とゝな)つて居(を)る。
そこで用意(ようゐ)が整(とゝな)ふと、吾等(われら)は手(て)に/\一個(いつこ)宛(づゝ)の爆裂彈(ばくれつだん)を携(たづさ)へて立上(たちあが)つた。兼(かね)て用意(ようゐ)の鳥(とり)の肉(にく)を、十斤(きん)ばかり鐵檻(てつおり)の間(あひだ)から投出(なげだ)すと、食(しよく)に飢(う)ゑたる猛獸(まうじう)は、眞黒(まつくろ)になつて其(その)上(うへ)に集(あつま)る。