“とつぱな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尖端33.3%
突端33.3%
突鼻22.2%
飛放11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し』とひながら、ねこ今度こんど徐々そろ/\せました、尖端とつぱなからはじめて、からだ全然すつかりえなくなつてしまつても、一ばんしまひにしばらくのあひだその露出むきだしたばかりはのこつてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
相模や紀州の突端とつぱなだけに、往来ゆききが不自由で、さう/\は出掛けられないが、しかし雪舟の名幅だつて、何時いつも掛け通しにして置く訳のものでは無い。
それを行くと廣い突鼻とつぱなの上に出た。眞黒い熔岩に縁どられた枯草地。僕はそこに寢ころんで煙草を吸つた。
南方 (旧字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
一時の勢にかられたときは、随分飛放とつぱなれた言動もしないではなかつたが、それは一時の興である。興がさめたときは、俺は只の三村保三郎である。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)