“とったん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尖端50.0%
突端50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と見ると、怪し火は、何と、ツツツと尾をきつつ、先へななめに飛んで、その大屋根の高い棟なる避雷針の尖端とったんに、ぱっと留って、ちらちらと青く輝きます。
雪霊続記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
表門へ掛けた梯子の突端とったんが、その光景を睨まえているかのような月を貫いていた。第一にその光から屋根びさしへ飛び移って行ったのは、大高源吾であった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)