尖端とったん)” の例文
と見ると、怪し火は、何と、ツツツと尾をきつつ、先へななめに飛んで、その大屋根の高い棟なる避雷針の尖端とったんに、ぱっと留って、ちらちらと青く輝きます。
雪霊続記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)