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とつぱな
ふりがな文庫
“
尖端
(
とつぱな
)” の例文
とりわけて目を引いたのは松輪崎の
尖端
(
とつぱな
)
に立つてゐる白浪で、西から来る外洋のうねりを受け、際立つて高い浪が真白に打ちあげて、やがては風に散つて其処等を薄々と煙らせてゐる。
岬の端
(新字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
『
可
(
よ
)
し』と
云
(
い
)
ひながら、
猫
(
ねこ
)
は
今度
(
こんど
)
徐々
(
そろ/\
)
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せました、
尾
(
を
)
の
尖端
(
とつぱな
)
から
引
(
ひ
)
ツ
込
(
こ
)
み
初
(
はじ
)
めて、
體
(
からだ
)
が
全然
(
すつかり
)
見
(
み
)
えなくなつて
了
(
しま
)
つても、一
番
(
ばん
)
終
(
しま
)
ひに
猶
(
な
)
ほ
暫
(
しばら
)
くの
間
(
あひだ
)
、
其
(
その
)
露出
(
むきだ
)
した
齒
(
は
)
ばかりは
殘
(
のこ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
生きの身の吾が身いとしも鯛釣るとけふも岬の
尖端
(
とつぱな
)
に
出
(
い
)
で
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“尖端”の意味
《名詞》
尖 端(せんたん 「先端」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
物の尖った端。
時代・流行の先頭。
(出典:Wiktionary)
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“尖端”で始まる語句
尖端的
尖端人
尖端々々
尖端画壇