“とうかいかおく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
倒潰家屋50.0%
倒壞家屋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが氣附きづかれたときは、一旦いつたん集合しゆうごうしてゐた消防隊しようぼうたい解散かいさんしたのちであり、また氣附きづかれたのち倒潰家屋とうかいかおくみちふさがれて火元ひもとちかづくことが困難こんなんであつたなどの不利益ふりえき種々しゆ/″\かさなつて
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
たゞ津浪つなみともなほど地震ぢしん最大級さいだいきゆうのものであるから、倒潰家屋とうかいかおくしようずる區域くえき數箇すうこくにけんわたることもあり、あるひ震原距離しんげんりより陸地りくちからあまとほいために、たん廣區域こうくいきわたつて大搖おほゆれのみをかん
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此際このさいあるひ倒壞家屋とうかいかおく下敷したじきになつたものもあらうし、あるひ火災かさいおこしかけてゐる場所ばしよおほいことであらうし、救難きゆうなん出來できるだけおほくの人手ひとでようし、しかもそれには一刻いつこく躊躇ちゆうちよゆるされないものがある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)