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てんじやうかい
ふりがな文庫
“てんじやうかい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天上界
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天上界
(逆引き)
上杉
(
うへすぎ
)
の
隣家
(
となり
)
は
何宗
(
なにしう
)
かの
御梵刹
(
おんてら
)
さまにて
寺内
(
じない
)
廣々
(
ひろ/\
)
と
桃
(
もゝ
)
櫻
(
さくら
)
いろ/\
植
(
うゑ
)
わたしたれば、
此方
(
こなた
)
の二
階
(
かい
)
より
見
(
み
)
おろすに
雲
(
くも
)
は
棚曳
(
たなび
)
く
天上界
(
てんじやうかい
)
に
似
(
に
)
て
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
……
一体
(
いつたい
)
が、
天上界
(
てんじやうかい
)
の
遊山船
(
ゆさんぶね
)
に
擬
(
なぞ
)
らへて、
丹精
(
たんせい
)
籠
(
こ
)
めました
細工
(
さいく
)
にござるで、
御斉眉
(
おかしづき
)
の
中
(
なか
)
から
天人
(
てんにん
)
のやうな
上﨟
(
じやうらう
)
御一方
(
おひとかた
)
、と
望
(
のぞ
)
んだげな。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぢやが、お
前様
(
めえさま
)
は
山
(
やま
)
が
先生
(
せんせい
)
、
水
(
みづ
)
が
師匠
(
ししやう
)
と
言
(
い
)
ふわけ
合
(
あひ
)
で、
私等
(
わしら
)
が
気
(
き
)
にや
天上界
(
てんじやうかい
)
のやうな
東京
(
とうきやう
)
から、
遥々
(
はる/″\
)
と……
飛騨
(
ひだ
)
の
山家
(
やまが
)
までござつたかね。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
てんじやうかい(天上界)の例文をもっと
(2作品)
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