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つまだて
ふりがな文庫
“つまだて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
爪立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爪立
(逆引き)
私
(
わし
)
は
唯
(
たゞ
)
呆気
(
あつけ
)
に
取
(
と
)
られて
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
爪立
(
つまだて
)
をして
伸上
(
のびあが
)
り、
手
(
て
)
をしなやかに
空
(
そら
)
ざまにして、二三
度
(
ど
)
鬣
(
たてがみ
)
を
撫
(
な
)
でたが。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
こ
)
の
時
(
とき
)
凡
(
すべ
)
ての
樹木
(
じゆもく
)
やそれから
冬季
(
とうき
)
の
間
(
あひだ
)
にはぐつたりと
地
(
ち
)
に
附
(
つ
)
いて
居
(
ゐ
)
た
凡
(
すべ
)
ての
雜草
(
ざつさう
)
が
爪立
(
つまだて
)
して
只
(
たゞ
)
空
(
そら
)
へ/\と
暖
(
あたゝ
)
かな
光
(
ひかり
)
を
求
(
もと
)
めて
止
(
や
)
まぬ。
土
(
つち
)
がそれを
凝然
(
ぢつ
)
と
曳
(
ひ
)
きとめて
放
(
はな
)
さない。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
怪我人等
(
けがにんら
)
は
只
(
たゞ
)
凝然
(
ぢつ
)
として
醫者
(
いしや
)
の
熟練
(
じゆくれん
)
した
手
(
て
)
もとを
凝視
(
ぎようし
)
した。
勘次
(
かんじ
)
は
他人
(
ひと
)
の
後
(
うしろ
)
から
爪立
(
つまだて
)
をした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
つまだて(爪立)の例文をもっと
(2作品)
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