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つまだ
ふりがな文庫
“つまだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爪立
97.4%
翹
2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爪立
(逆引き)
生身
(
いきみ
)
では渡られない。
霊魂
(
たましい
)
だけなら乗れようものを。あの、
樹立
(
こだち
)
に包まれた
木戸
(
きど
)
の中には、その人が、と足を
爪立
(
つまだ
)
ったりなんぞして。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
タネリは、こっそり
爪立
(
つまだ
)
てをして、その一本のそばへ進んで、耳をぴったり茶いろな幹にあてがって、なかのようすをうかがいました。
タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
つまだ(爪立)の例文をもっと
(50作品+)
見る
翹
(逆引き)
併しどうも分からなかつた。そのうち母親が蓋を取つて見さうにするので、ドルフは足を
翹
(
つまだ
)
てて
背後
(
うしろ
)
へ窺ひ寄つた。屈んだり、伸び上がつたり、わざと
可笑
(
をか
)
しい風をして近寄つたのである。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
羸鶴
(
るゐかく
)
寒木に
翹
(
つまだ
)
ち、狂猿古臺に
嘯
(
うそぶ
)
く——といつた風格、貧苦病苦と鬪ひながら、朝夕に藝道をいそしむ、このいみじき藝術家に對する尊敬と畏怖との念が、一枚一圓の筆記料の欲しさもさること乍ら
足相撲
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
つまだ(翹)の例文をもっと
(2作品)
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