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つまた
ふりがな文庫
“つまた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
爪立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爪立
(逆引き)
椅子と椅子と間が
真
(
まこと
)
に短いから、袖と袖と、むかい合って接するほどで、
裳
(
もすそ
)
は長く足袋に落ちても、腰の高い、
雪踏
(
せった
)
の
尖
(
さき
)
は
爪立
(
つまた
)
つばかり。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さてこそと身を
潜
(
ひそ
)
め
窃
(
ひそ
)
かに家の外に出で、
背戸
(
せと
)
の方に廻りて見れば、正しく狐にて首を流し元の穴に入れ
後足
(
あとあし
)
を
爪立
(
つまた
)
てていたり。
有合
(
ありあ
)
わせたる棒をもてこれを打ち殺したり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つまた(爪立)の例文をもっと
(2作品)
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