“ちやうしんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聴診器50.0%
聽診器50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウム、それ検熱器けんねつきふものだ、これ聴診器ちやうしんきこれ打診器だしんきふものだ。伊「へえー。殿「一つてやらうか。登「いえわたくし別段べつだん何処どこも。 ...
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
聴診器ちやうしんきより。
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
かれ普通ふつう場合ばあひやう病人びやうにんみやくつて、ながあひだ自分じぶん時計とけい見詰みつめてゐた。それからくろ聽診器ちやうしんき心臟しんざううへてた。それを丁寧ていねい彼方あちら此方こちらうごかした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
はいはうから病人びやうにんなのですがな。』とハヾトフは小聲こごゑふた。『や、わたし聽診器ちやうしんきわすれてた、つてますから、ちよつ貴方あなた此處こゝでおください。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)