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ちくあみ
ふりがな文庫
“ちくあみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
筑阿弥
83.3%
竺阿彌
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑阿弥
(逆引き)
幼少の頃の苦い記憶があって、癖の悪い酒のみや、無理
強
(
じ
)
いされる大杯を見ると、その酒に身持のわるい養父の
筑阿弥
(
ちくあみ
)
の顔が映って見えてくるのであった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すぐ中村の家へ帰って、母の顔を見たかったが、
義父
(
ちち
)
の
筑阿弥
(
ちくあみ
)
を思うと、わが家の垣にも、
茨
(
いばら
)
が感じられる。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちくあみ(筑阿弥)の例文をもっと
(5作品)
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竺阿彌
(逆引き)
竺阿彌
(
ちくあみ
)
、めそ/\と
泣
(
な
)
きながら、
仰
(
おほせ
)
なれば
是非
(
ぜひ
)
もなし。
乞
(
こ
)
ふ
吾
(
わ
)
が
最後
(
さいご
)
の
一言
(
いちごん
)
を
容
(
い
)
れよ、と
云
(
い
)
ふ。
國沴
(
こくてん
)
何
(
なに
)
をか
云
(
い
)
ふ、
言
(
い
)
はむと
欲
(
ほつ
)
する
處
(
ところ
)
疾
(
と
)
く
申
(
まを
)
せ、とある
時
(
とき
)
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
時
(
とき
)
に
方國沴氏
(
はうこくてんし
)
、
眞四角
(
まつしかく
)
な
先生
(
せんせい
)
にて、すなはち
明州
(
みんしう
)
の
刺史
(
しし
)
たり。
忽
(
たちま
)
ち
僧
(
そう
)
を
捕
(
とら
)
へて
詰
(
なじ
)
つて
曰
(
いは
)
く、
汝
(
なんぢ
)
何
(
なん
)
の
姓
(
せい
)
ぞ。
恐
(
おそ
)
る/\
對
(
こたへ
)
て
曰
(
いは
)
く、
竺阿彌
(
ちくあみ
)
と
申
(
まをし
)
ますと。
方國
(
はうこく
)
僧
(
そう
)
をせめて
曰
(
いは
)
く、
汝
(
なんぢ
)
職分
(
しよくぶん
)
として
人
(
ひと
)
の
迷
(
まよひ
)
を
導
(
みちび
)
くべし。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ちくあみ(竺阿彌)の例文をもっと
(1作品)
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