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せつぱう
ふりがな文庫
“せつぱう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
説法
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
説法
(逆引き)
されば
大恩
(
だいおん
)
教主
(
けうしゆ
)
は
先
(
ま
)
づ
阿含
(
あごん
)
を
説法
(
せつぱう
)
し
志道軒
(
しだうけん
)
は
隆々
(
りゆう/\
)
と
木陰
(
ぼくいん
)
を
揮回
(
ふりまは
)
す、
皆之
(
みなこ
)
れこ〻の
呼吸
(
こきふ
)
を
呑込
(
のみこ
)
んでの
上
(
うへ
)
の
咄
(
はなし
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
我が
抜苦
(
ばつく
)
与楽
(
よらく
)
の
説法
(
せつぱう
)
を
疑
(
うたが
)
ふ事なく
一図
(
いちづ
)
に
有
(
あり
)
がたがツて
盲信
(
まうしん
)
すれば
此世
(
このよ
)
からの
極楽
(
ごくらく
)
往生
(
おうじやう
)
決
(
けつ
)
して
難
(
かた
)
きにあらず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
銀価
(
ぎんか
)
の
下落
(
げらく
)
を
心配
(
しんぱい
)
する
苦労性
(
くらうしやう
)
、
月給
(
げつきふ
)
の
減額
(
げんがく
)
に
気
(
き
)
を
揉
(
も
)
む
神経
(
しんけい
)
先生
(
せんせい
)
、
若
(
もし
)
くは
身躰
(
からだ
)
にもてあます
食
(
しよく
)
もたれの
豚
(
ぶた
)
の
子
(
こ
)
、
無暗
(
むやみ
)
に
首
(
くび
)
を
掉
(
ふ
)
りたがる
張子
(
はりこ
)
の
虎
(
とら
)
、
来
(
きた
)
つて此
説法
(
せつぱう
)
を
聴聞
(
ちやうもん
)
し而してのち
文学者
(
ぶんがくしや
)
となれ。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
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