“せつぱふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
説法100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれ歸りて百日の説法せつぱふ一ツとはおのれが事なり此六右衞門は人の世話も多くたがかゝる事をいはれし事なし五十兩と云大金を何につかつたこんな馬鹿ばかとは知らずしておのれが事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
出家しゆつけのいふことでも、おしへだの、いましめだの、説法せつぱふとばかりはかぎらぬ、わかいの、かつしやい、といつかたした。あとくと宗門しうもん名誉めいよ説教師せつけうしで、六明寺りくみんじ宗朝しうてうといふ大和尚だいおしやうであつたさうな。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)