“しんくわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神官80.0%
新館20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ見付出みつけだしたいへからがさび土塀どべい二方にはうめぐらして、すで古風こふう片付かたづいてゐた。宗助そうすけ安井やすゐから、其所そこ主人しゆじんはもと加茂神社かもじんじや神官しんくわん一人ひとりであつたとはなしいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
窓外まどそとの日光を見て四十男の神官しんくわん
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
たゞ、しいかななかまる大樹たいじゆ枝垂櫻しだれざくらがもうえぬ。新館しんくわん新潮社しんてうしやしたに、吉田屋よしだや料理店れうりてんがある。丁度ちやうどあのまへあたり——其後そのご晝間ひるまとほつたとき切株きりかぶばかり、のこつたやうにた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)