“しよゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
所爲53.8%
所為38.5%
處爲7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うばひ取れし趣き尤も盜賊の所爲しよゐならば老人の事故金子を奪ひ取とも殺害せつがい迄には及ぶまじいづれ平兵衞に面體めんてい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そこに月番の玉造組平与力ひらよりき本多為助ほんだためすけ山寺やまでら三二郎、小島鶴之丞つるのじようが出てゐて、本多が天満の火事は大塩平八郎の所為しよゐだと告げた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
らぬこヽろうらみもせんくみもせん、そのくまるヽを本望ほんまうにての處爲しよゐもらひしふみ何處どこまでもしきに、ふうこそらぬ手文庫てぶんこめて、一しやうきはまではともとせんこヽろ、さりとては生先おひさきのある
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)