“さみし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さみしい、しんとしたなか手拍子てびやうしそろつて、コツ/\コツ/\と、鐵槌かなづちおとのするのは、この小屋こやならんだ、一棟ひとむね同一おなじ材木納屋ざいもくなやなかで、三石屋いしやが、いしるのである。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「おもしろい話をお聞かせな、私もさみしいからゆっくりおし。そして、煙草たばこがなくば上げようか。」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
拾はんとは如何にも孝心かうしんだん感入かんじいりたり殊に鈴ヶ森のさみしき所へ夜中能も一人にて入給ひし者哉さりながら死骸しがいもらふには非人小屋ひにんごやへ手を入れねば勿々なか/\がたしと申にいなそれよりは親彦兵衞が人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)