“さいは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
89.5%
5.3%
彩坡2.6%
歳破2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近所きんじよ女房にようばうれたのをさいはひに自分じぶんあとからはしつてつた。鬼怒川きぬがはわたしふね先刻さつき使つかひと行違ゆきちがひつた。ふねからことば交換かうくわんされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
天道はみつるをきて謙にし、地道は盈るを変へて謙にながし、鬼神は盈るを害して謙にさいはひし、人道は盈るを悪みて謙を好む。謙は尊くして光り、いやしくしてゆべからず。君子の終りなり。
地山謙 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
敬二東道の下に章子を帯同、一路自動車にて奥田彩坡さいは経営の士乃セナイ護謨ゴム園を訪ふ。横光利一よこみつりいち同道。帰途タンジヨン・カトンの玉川ガーデン、敬二居等に立寄り、今日の吟行地植物園に下車。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
すなわち、太歳たいさい神、大将軍だいしょうぐん大陰だいおん神、歳刑さいぎょう神、歳破さいは神、歳殺さいせつ神、黄幡おうばん神、および豹尾ひょうび神の八神である。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)