“士乃”の読み方と例文
読み方割合
セナイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
士乃セナイに着く。奥田氏支配の護謨園(奥田氏とは船中の友なり)椰子と護謨の林の中の一軒家が事務所であった。ここで休息する。ひからびた石垣のような鰐がいる。
欧洲紀行 (新字新仮名) / 横光利一(著)
敬二東道の下に章子を帯同、一路自動車にて奥田彩坡さいは経営の士乃セナイ護謨ゴム園を訪ふ。横光利一よこみつりいち同道。帰途タンジヨン・カトンの玉川ガーデン、敬二居等に立寄り、今日の吟行地植物園に下車。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)