“ぎしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
儀式92.9%
規式7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはのちほどおはなしをする朝鮮ちようせん古墳こふんからもるもので、かようなくつかんむりは、もちろん平生へいぜい使つかつたものでなく、儀式ぎしきのときなどにもちひたものでありませう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
儒教じゅきょうが入って以来、その説くところやら、その儀式ぎしきがたいそう違って来たし、ことに仏教輸入以来はその教理きょうりさえも変化し、おそらくこんにち神道しんとうの名のもとに
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
以て此段申上奉り候明日は吉日に付御親子しんし對顏たいがんの御規式ぎしきを御取計ひ仕り候もつと重役ぢうやく伊豆守越前役宅まで參られ天一坊樣へ御元服げんぷく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て吉兵衞は杢右衞門に向ひ兵庫ひやうごおきを今日出帆しゆつぱんせんは如何といふ杢右衞門は最早もはや三が日の規式ぎしき相濟あひすみ殊に長閑のどかなるそらなれば御道理ごもつともなりとて水差みづさし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
享保十巳年みどしくれ明ればおなじき十一午年うまどしの元日天神丸てんじんまるには吉兵衞はじめ船頭杢右衞門もくゑもん水主かこ十八人水差みづさし一人都合つがふ二十一人にて元日の規式ぎしきを取行ひ三が日のあひだ酒宴しゆえんに日を暮しおのが樣々のげいつくしてきよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)