“天神丸”の読み方と例文
読み方割合
てんじんまる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立退たちのきまづ西濱さして急ぎゆけり此西濱と云はみなとにて九州第一の大湊おほみなとなり四國中國上方筋かみがたすぢへの大船はいづれも此西濱より出すとなりしかるに加納屋利兵衞方にて此度このたび天神丸てんじんまると名付し大船を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
享保十巳年みどしくれ明ればおなじき十一午年うまどしの元日天神丸てんじんまるには吉兵衞はじめ船頭杢右衞門もくゑもん水主かこ十八人水差みづさし一人都合つがふ二十一人にて元日の規式ぎしきを取行ひ三が日のあひだ酒宴しゆえんに日を暮しおのが樣々のげいつくしてきよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)