“かいへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
開平50.0%
開閉25.0%
階陛25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比例もしくは開平かいへい開立かいりつができたとて、その人を数学家と呼ばぬが、網を持ってちょうやトンボを採集しガラスぶたの箱に並べて、十箱にもおよぶと、すでにその人を博物家と名づけて
誤解せられたる生物学 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
もつと道路どうろあるひ堤防ていぼうさがりにつて地割ぢわれをおこすこともあるが、それはたんひらいたまゝであつて、開閉かいへい繰返くりかへすものではない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
とにかく人畜じんちくまれる程度ていどおいて、大地だいち開閉かいへいするといふことは、わがくにおいてはけつしておこない現象げんしようてよい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
廟堂びょうどう人あるも人なきに似、ち木を組んで宮殿となし、階陛かいへいすべて落ち葉を積み、禽獣きんじゅうと変りなきに衣冠させてろくを喰らわしめ、議廟ぎびょうもまた、狼心狗走ろうしんくそうのともがら、道を口に唱え
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)