階陛かいへい)” の例文
廟堂びょうどう人あるも人なきに似、ち木を組んで宮殿となし、階陛かいへいすべて落ち葉を積み、禽獣きんじゅうと変りなきに衣冠させてろくを喰らわしめ、議廟ぎびょうもまた、狼心狗走ろうしんくそうのともがら、道を口に唱え
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)