“うちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宇宙62.5%
雨中18.8%
雨注12.5%
有中6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰陽(いんよう)の結(むす)びは宇宙(うちゅう)万有(ばんゆう)の切(き)っても切(き)れぬ貴(とうと)い御法則(みのり)、いかに高(たか)い神々(かみがみ)とてもこの約束(やくそく)からは免(まぬが)れない。ただその愛情(あいじょう)はどこまでも浄(きよ)められて行(ゆ)かねばならぬ。
悄然(しょうぜん)として萎(しお)れる雨中(うちゅう)の梨花(りか)には、ただ憐れな感じがする。冷やかに艶(えん)なる月下(げっか)の海棠(かいどう)には、ただ愛らしい気持ちがする。椿の沈んでいるのは全く違う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大風(たいふう)の颯々(さっさつ)たる、怒濤(どとう)の澎湃(ほうはい)たる、飛瀑(ひばく)の※々(かくかく)たる、あるいは洪水天に滔(とう)して邑里(ゆうり)を蕩流(とうりゅう)し、あるいは両軍相接して弾丸雨注(うちゅう)し、艨艟(もうどう)相交りて水雷海を湧(わ)かすが如き、皆雄渾ならざるはなし。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
また吉原に往った時に呼ばれたものは都有中(うちゅう)、同(おなじく)権平、同米八、清元千蔵、同仲助、桜川寿六、花柳鳴助等である。中にも有中は香以がその頓才(とんさい)を称して、常に傍(かたわら)に侍せしめた。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)