トップ
>
いかばかり
ふりがな文庫
“いかばかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幾許
25.0%
如何許
25.0%
幾何
25.0%
幾計
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾許
(逆引き)
母子の為には
幾許
(
いかばかり
)
の
幸
(
さいはひ
)
なりけん。彼は貫一に就いて半点の疑ひをも
容
(
い
)
れず、唯
饜
(
あ
)
くまでも
娧
(
いとし
)
き宮に心を
遺
(
のこ
)
して行けり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
法律は鉄腕の如く雅之を
拉
(
らつ
)
し去りて、
剰
(
あまつ
)
さへ
杖
(
つゑ
)
に離れ、涙に
蹌
(
よろぼ
)
ふ老母をば道の
傍
(
かたはら
)
に
踢返
(
けかへ
)
して顧ざりけり。
噫
(
ああ
)
、母は
幾許
(
いかばかり
)
この子に思を
繋
(
か
)
けたりけるよ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いかばかり(幾許)の例文をもっと
(1作品)
見る
如何許
(逆引き)
況
(
いは
)
んや扶桑第一の好風に遊びて、一句を
作
(
な
)
さずして帰りし事、
如何許
(
いかばかり
)
の恥辱にてやありけむ。然るも、凡傭の作調家が為すこと能はざる所を蕉翁は為せり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
いかばかり(如何許)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾何
(逆引き)
謂
(
い
)
ふ可くんば、宮は
己
(
おのれ
)
が美しさの
幾何
(
いかばかり
)
値するかを当然に知れるなり。彼の美しさを以てして
纔
(
わづか
)
に
箇程
(
かほど
)
の資産を
嗣
(
つ
)
ぎ、類多き学士
風情
(
ふぜい
)
を夫に有たんは、決して彼が
所望
(
のぞみ
)
の絶頂にはあらざりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いかばかり(幾何)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
幾計
(逆引き)
計らずもその
夢寐
(
むび
)
に忘れざる姿を見たりし彼が思は
幾計
(
いかばかり
)
なりけんよ。
饑
(
う
)
ゑたる者の
貪
(
むさぼ
)
り
食
(
くら
)
ふらんやうに、彼はその一目にして
四年
(
よとせ
)
の求むるところを求めんとしたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いかばかり(幾計)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
いくら
いかばか
いくつ
いくばく
なにがし
いか
いかほど
いくだ
きか
そこばく