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あをぶく
ふりがな文庫
“あをぶく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
青脹
57.1%
青膨
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青脹
(逆引き)
三十五六と言つても、
青脹
(
あをぶく
)
れの大きい女で、少し貧乏疲れはして居りますが、何んとなく旺盛な感じのする女です。
銭形平次捕物控:278 苫三七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其家
(
そこ
)
にも、
此家
(
ここ
)
にも、怖し気な
面構
(
つらがまへ
)
をした
農夫
(
ひやくしやう
)
や、アイヌ系統によくある、鼻の低い、眼の濁つた、
青脹
(
あをぶく
)
れた女などが門口に出て、落着の無い不格好な腰付をして、往還の
上下
(
かみしも
)
を眺めてゐるが
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あをぶく(青脹)の例文をもっと
(4作品)
見る
青膨
(逆引き)
唯
(
と
)
、
何
(
なん
)
と、
其
(
そ
)
の
棕櫚
(
しゆろ
)
の
毛
(
け
)
の
蚤
(
のみ
)
の
巣
(
す
)
の
處
(
ところ
)
に、
一人
(
ひとり
)
、
頭
(
づ
)
の
小
(
ちひ
)
さい、
眦
(
めじり
)
と
頬
(
ほゝ
)
の
垂下
(
たれさが
)
つた、
青膨
(
あをぶく
)
れの、
土袋
(
どぶつ
)
で、
肥張
(
でつぷり
)
な
五十
(
ごじふ
)
恰好
(
かつかう
)
の、
頤鬚
(
あごひげ
)
を
生
(
はや
)
した、
漢
(
をとこ
)
が
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
るぢやありませんか。
何
(
なに
)
ものとも
知
(
し
)
れない。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
青膨
(
あをぶく
)
れが、
痰
(
たん
)
の
搦
(
から
)
んだ、ぶやけた
聲
(
こゑ
)
して、
早
(
は
)
や
行掛
(
ゆきかゝ
)
つた
私
(
わたし
)
を
留
(
と
)
めた……
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あをぶく(青膨)の例文をもっと
(3作品)
見る
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