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駅
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しゅく
ふりがな文庫
“
駅
(
しゅく
)” の例文
旧字:
驛
お節句の
菖蒲
(
しょうぶ
)
を軒から引いた
翌
(
あ
)
くる日に江戸をたって、その晩は
式
(
かた
)
の通りに戸塚に泊って、次の日の夕方に小田原の
駅
(
しゅく
)
へはいりました。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
君達はおお方リッパハの
駅
(
しゅく
)
を遅く立ったのだろう。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
で、
此
(
こ
)
の
母子
(
おやこ
)
は何に
因
(
よ
)
って衣食しているか判らぬが、折々に
麓
(
ふもと
)
の
駅
(
しゅく
)
に現われて物を乞うのを見れば、
先
(
ま
)
ず一種の乞食であろう。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
頃は去る明治二十三年の春三月、父は
拠
(
よんどこ
)
ろなき所用あって信州軽井沢へ赴いて、
凡
(
およ
)
そ半月ばかりも此の
駅
(
しゅく
)
に逗留していた。
木曽の怪物:――「日本妖怪実譚」より
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この加賀澤から更に二十里ほどの奥であると云えば、
其
(
そ
)
の地勢などは
委
(
くわ
)
しく説明する必要もあるまい。そこに戸数八十戸ばかりの小さい
駅
(
しゅく
)
がある。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
殊に僕が草鞋をぬいだこの駅というのは、むかしからの
間
(
あい
)
の
駅
(
しゅく
)
で、一体が繁昌しない土地であったらしい。
山椒魚
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
翌三十日は粕壁、松戸を経て、
幸手
(
さって
)
の
駅
(
しゅく
)
に入り、釜林という宿屋に泊まる。まことに気の長い道中である。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その帰りに、ゆうべは三島の本陣へ泊ると、道楽者の七蔵は近所を見物するとか云って宿を出て、
駅
(
しゅく
)
の女郎屋をさがしにゆく途中で、一人の男に声をかけられた。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
近来
賑
(
にぎや
)
かになったと云っても、
矢
(
や
)
はり山間の古い
駅
(
しゅく
)
である。町の家々は昼も眠っているように見えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その頃の小田原と三島の
駅
(
しゅく
)
は、東海道五十三次のなかでも屈指の繁昌であった。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
なんだか頭がふらふらして
眩暈
(
めまい
)
がするように思われるので、ひどく勇気が
沮喪
(
そそう
)
してしまって、まだ日が高いのに途中の小さい
駅
(
しゅく
)
に泊まることにして、駅の入口の古い
旅籠屋
(
はたごや
)
にころげ込んで
山椒魚
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
駅
常用漢字
小3
部首:⾺
14画
“駅”を含む語句
駅路
宿駅
駅中
駅長
駅夫
駅員
駅前
駅継
駅使
駅場
其駅
駅逓
駅伝
駅馬
山駅
古駅
官駅
吹上駅
品川駅頭
I駅
...