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古駅
ふりがな文庫
“古駅”の読み方と例文
読み方
割合
こえき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こえき
(逆引き)
……外套の袖を振切って、いか
凧
(
のぼり
)
が切れたように、穂坂は、すとんと
深更
(
しんこう
)
の停車場に下りた。急行列車が、その黒姫山の
麓
(
ふもと
)
の
古駅
(
こえき
)
について、まさに発車しようとした時である。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかし唐の
欧陽詢
(
おうやうじゆん
)
が馬に乗つて、ある
古駅
(
こえき
)
を通りかゝると、崩れかゝつた
道
(
みち
)
つ
端
(
ぱた
)
に、苔のへばりついた
旧
(
ふる
)
い石碑が立つてゐるのが目についた。碑の文字は
瞥見
(
ちよつとみ
)
にも棄て難い味はひがあつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
古駅(こえき)の例文をもっと
(2作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
駅
常用漢字
小3
部首:⾺
14画
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