“欧陽詢”のいろいろな読み方と例文
旧字:歐陽詢
読み方割合
おうようじゅん66.7%
おうやうじゆん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐に欧陽詢おうようじゅんという大学者がありまして、後に渤海男ぼっかいだんほうぜられましたが、この人の顔が猿に似ているというので、或る人がいたずらにこんな伝奇を創作したのであって
また欧陽詢おうようじゅんのようなスタイルのよい貴公子ぶりの楷書を習われるのもよいと思います。
むかし唐の欧陽詢おうやうじゆんが馬に乗つて、ある古駅こえきを通りかゝると、崩れかゝつたみちぱたに、苔のへばりついたふるい石碑が立つてゐるのが目についた。碑の文字は瞥見ちよつとみにも棄て難い味はひがあつた。