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頌歌
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しょうか
ふりがな文庫
“
頌歌
(
しょうか
)” の例文
吾人はもとより滔々たる天下とともに諸公を
趁
(
お
)
うて中興の天地を
頌歌
(
しょうか
)
し、その恩沢に浴するの便宜なるを知らざるにあらず。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
「サフォー
頌歌
(
しょうか
)
」はあまり良いレコードはないが、ナンシー・エヴァンスの「ジプシーの歌」(ポリドールE一二四—五)は異色あるものだ。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
クララが知らない
中
(
うち
)
に祭事は進んで、最後の儀式即ち参詣の処女に僧正手ずから月桂樹を渡して、救世主の入城を
頌歌
(
しょうか
)
する場合になっていたのだ。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
カピ長
婚儀
(
こんぎ
)
の
爲
(
ため
)
にと
準備
(
ようい
)
した一
切
(
さい
)
が
役目
(
やくめ
)
を
變
(
か
)
へて
葬儀
(
さうぎ
)
の
用
(
よう
)
。
祝
(
いは
)
ひの
樂
(
がく
)
は
哀
(
かな
)
しい
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
、めでたい
盛宴
(
ちさう
)
が
法事
(
ほふじ
)
の
饗應
(
もてなし
)
、
樂
(
たの
)
しい
頌歌
(
しょうか
)
は
哀
(
あは
)
れな
挽歌
(
ばんか
)
、
新床
(
にひどこ
)
に
撒
(
ま
)
く
花
(
はな
)
は
葬
(
はふむ
)
る
死骸
(
なきがら
)
の
用
(
よう
)
に
立
(
た
)
つ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
悲しみの極みに、仏の悲心の与える悦びの
頌歌
(
しょうか
)
であると云ってもいい。金堂や講堂はどれほど雄大であっても、それは地に伏す姿を与えられている。その下で人間は自己の苦悩を訴え、
且
(
か
)
つ祈った。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
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「
頌歌
(
しょうか
)
はない」
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
“頌歌”の解説
頌歌(しょうか)(オード、ode, 古代ギリシア語:ὠδή、または頌詩(しょうし)、賦(ふ))は壮麗で手の込んだ抒情詩(韻律)の形式。古典的な頌歌は、ストロペー、アンティストロペー、エポードスの3つの部分から構成される。また、homostrophic odeや不規則な頌歌(irregular ode)といった異なる形式も存在する。
(出典:Wikipedia)
頌
漢検1級
部首:⾴
13画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“頌”で始まる語句
頌
頌徳
頌讃
頌徳表
頌辞
頌揚
頌文
頌徳文
頌徳碑
頌讃歌