“非命”の読み方と例文
読み方割合
ひめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わがすむ魚沼郡うをぬまこほりの内にて雪頽なだれため非命ひめいをなしたる事、其村の人のはなしをこゝにしるす。しかれども人の不祥ふしやうなれば人名じんめいつまびらかにせず。
基督キリストがゴルゴタの山上で、かの非命ひめいの最期をげたごときも、世人せじんは、あの男もとうとう尻尾しっぽを現して、あのざまの死に方をしたとか、表向きには君子顔くんしがおをしておっても
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
ここで非命ひめいたおれた、かの実朝公さねともこうなども、いまはこのかかって、守護しゅごあたってられる……。イヤ丁度ちょうど機会おりじゃ。そなたも一おうそれ方々かたがたにおにかかるがよいであろう。