トップ
>
霹靂
>
はたたがみ
ふりがな文庫
“
霹靂
(
はたたがみ
)” の例文
忽
(
たちま
)
ち
二三一
青天
霹靂
(
はたたがみ
)
を
震
(
ふる
)
うて、跡なく
二三二
かき消えぬるをまのあたり見つるに、又
逐
(
お
)
ひ来て何をかなす。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
霹靂
(
はたたがみ
)
はためくさへに、稲光
青
(
さを
)
の火柱、火ばしらの飛ぶ火のただち、また、とどろ雹ぞ飛びたる。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
彼は裂けるばかりに
瞋恚
(
いかり
)
のまなじりをあげて、
霹靂
(
はたたがみ
)
の落ちかかるように叫んだ。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「何としてさほどつれないぞ。」と、よよとばかりに泣い
口説
(
くど
)
いた。と見るや否や隠者の翁は、
蝎
(
さそり
)
に刺されたやうに躍り上つたが、早くも肌身につけた
十字架
(
くるす
)
をかざいて、
霹靂
(
はたたがみ
)
の如く
罵
(
ののし
)
つたは
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして
霹靂
(
はたたがみ
)
の
歩
(
あゆみ
)
をして245
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
いにしへより
五
此の毒にあたる人、
幾許
(
いくばく
)
といふ事をしらず。死して
六
蟒
(
みづち
)
となり、或は
七
霹靂
(
はたたがみ
)
を
震
(
ふる
)
うて
怨
(
うらみ
)
を
報
(
むく
)
ふ
類
(
たぐひ
)
は、其の肉を
八
醢
(
ししびし(ほ)
)
にするとも飽くべからず。さるためしは
希
(
まれ
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
世はむかしの
常闇
(
とこやみ
)
にかえったかと思われるばかりに真っ暗になって、大地は
霹靂
(
はたたがみ
)
に撃たれたようにめりめりと震動した。忠通も眼がくらんで俯伏した。女たちは息が詰まって気を失った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
声あげて笑ふ
男子
(
をのこ
)
が眼の
痒
(
か
)
ゆさ
霹靂
(
はたたがみ
)
なし妻に
嘖
(
ころ
)
ばゆ
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
熊檮
(
くまがし
)
、女にむかひて、国の
守
(
かみ
)
の召しつるぞ、急ぎまゐれといへど、
答
(
こたへ
)
もせであるを、近く進みて
捕
(
とら
)
ふとせしに、
忽
(
たちま
)
ち地も裂くるばかりの
二〇一
霹靂
(
はたたがみ
)
鳴響
(
なりひび
)
くに、
許多
(
あまた
)
の人
逃
(
に
)
ぐる
間
(
ひま
)
もなくてそこに倒る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
神性
(
かむさが
)
や、
霹靂
(
はたたがみ
)
と
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
神性
(
かむさが
)
や、
霹靂
(
はたたがみ
)
と
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“霹靂”の意味
《名詞》
かみなり。
(出典:Wiktionary)
“霹靂”の解説
「霹靂」(へきれき)は、日本のバンドBRAHMANの4枚目のシングルである。2011年9月7日発売。発売元はトイズファクトリー。
(出典:Wikipedia)
霹
漢検1級
部首:⾬
21画
靂
漢検1級
部首:⾬
24画
“霹靂”で始まる語句
霹靂火
霹靂車
霹靂木
霹靂砲
霹靂萬雷